マイセンの人気シリーズシノワズリのおすすめ買取業者と魅力とは

このページでは数あるブランド食器の中でも【マイセンのシノワズリ】に関する買取情報を紹介していますが、先にマイセン買取におけるおすすめ買取業者を紹介しておきます。

次のページでマイセンの買取に関する口コミなど詳細情報を紹介していますので、【マイセンのシノワズリ】を売る予定がある際には参考にしてください！

マイセンの【シノワズリ】シリーズとは「東洋趣味」とも呼ばれるように、東洋の食器に着想を得たオリエンタルなデザインのものを指します。

東洋の食器をモチーフとした神秘的な世界観が独自の絵付けで表現されており、愛好家からの高い評価を得ているのは勿論ですが、実はマイセンのルーツにも伴っている食器の歴史を語るにおいて欠かせない装飾様式なのです。

マイセンの「シノワズリ」といっても、様々な絵付けや種類があり、作られた歴史や食器の状態によっても買取相場は異なります。

そのため、買取相場はあくまで一例となりますが、マイセンのシノワズリのティーセットの場合、トータルで10万円前後の買取価格が期待できます。

カップ1客あたりだと大体1万円～2万円前後の買取価格が基準となるシリーズもあり、あらゆるマイセンのブランド食器のシリーズの中でも、高い買取価格が期待しやすい逸品です。

ルネッサンスの時代から18世紀初頭に至るまで、中国から輸入される白磁食器や小物類は貴族の垂涎の的であり、一時は宝石とほぼ同等の価値を持っていました。

しかし肝心の白磁食器の製造に至ってはマイセンを筆頭とした一部のブランドが成功したのみで、あとは中国からの輸入を首を長くして待っていたそうです。

食器において東洋のデザインが流行したのは17世紀の後半で、これが「シノワズリ」と呼ばれ、フランスを中心としたヨーロッパ全土で反響を呼びました。

西洋に輸入されたのは中国の食器だけでなく、日本製の伊万里焼(有田焼)などもはるばる海を越えて運ばれていました。

情報が少なかった当時の西洋にとっては、中国も日本も同じ「東洋の国」といった位置づけであり、日本式のデザインですが「チャイニーズ」の名が付けられているものもあります。

シノワズリの中でも伝説の生き物が描かれている「レーベンフィング伝説の動物達」はマイセンの中でも高額なシリーズとなり、希少性も非常に高いです。

描かれているのは狛犬や麒麟といった伝説上の動物たちで、絵付けもかなり手の込んだもので、下絵付けと上絵付けの2段階に分けて着彩されています。

特にセットとなると食器買取においてもかなり高額で売ることが出来ますので、もし所持していて将来的に買取を考えているのであれば、なるべく丁寧な取り扱いと手厚い保管をおすすめします。

松竹梅が描かれた柿右衛門シリーズは日本の陶芸家「柿右衛門」様式を真似たもので、だんだんマイセンのオリジナリティが加わり独自の世界観へと発展していきました。

その他のシリーズにも、発売当初は宮廷以外の使用は禁止されていた格式高いデザインである「竹虎」、「インディアンフラワーバード」など東洋をモチーフにした種類は様々ありますが、独特な図柄であるためにマイセンに詳しくない方であっても大体「シノワズリかな」といった見分けはつくと思います。

他にもシノワズリシリーズは鳳凰や梅の花、孔雀などが数多く採用されており、どれも東洋の文化をモダンに色濃く表現したデザインが特徴的です。

しかし東洋式の絵付けは熟練した職人たちにとっても難しかったようで、当時製作されたアンティークの品などは殆どが2級品に収まっています。

東洋文化を模したマイセンのシリーズはシノワズリの他にも「インドの華」や「ブルーオニオン」などの独立したシリーズもあり、愛好家からも非常に人気の高いものとなっています。

マイセン「シノワズリ」の買取だけでなく、食器買取全般においておすすめの買取業者情報をまとめてご紹介します。

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