マイセンの人気シリーズ「自然主義」のお勧め買取業者と魅力とは

このページでは数あるブランド食器の中でも【マイセンの自然主義】に関する買取情報を紹介していますが、先にマイセン買取におけるおすすめ買取業者を紹介しておきます。

次のページでマイセンの買取に関する口コミなど詳細情報を紹介していますので、【マイセンの自然主義】を売る予定がある際には参考にしてください！

マイセンの中でも花のモチーフを主役としたシリーズは人気が高い傾向にあり、その中でも最高額帯に位置するのが「自然主義」シリーズです。

野ばらやすずらん、忘れな草やすみれなど様々な花が題材となっており、自然に忠実に描いているので「自然主義」といった名前がつけられています。

自然主義の様式を用いたものはプレートやカップ＆ソーサーなど様々あり、アンティークのマイセンの品にも見ることが出来る伝統的なモチーフです。

食器買取でのマイセンの自然主義の買取価格は、食器が作られた年代や食器の状態、描かれている植物の種類や大きさによっても変わってきます。

ですが、どの自然主義も食器買取での買取相場としては非常に高く、カップ＆ソーサー1客で大体2万円前後の買取価格が基準になります。

カップ＆ソーサーだけでなく、そこにプレートも付属した”トリオ”や、あるいは飾り皿、花瓶などであれば、買取相場は更に高額になってきます。

マイセンの熟練した職人の中でも僅か一握りのペインターしか自然主義の絵付けは行えないといい、その技術がいかに高く、いかに狭き門なのかを窺い知ることが出来ます。

沢山の色を使って描かれる自然主義は、まさにカップやプレートの上に本物の植物がそのまま出現したかのような錯覚を受けるほどに瑞々しく、また鮮明なのです。

マイセンの買取価格はスクラッチの有無やその状態によって大幅に価値が左右されますが、買取価格のベースとなるのはシリーズ名や年代など、食器そのものが持っている価値になります。

自然主義はマイセンの中でも高額帯となる様式であり、食器買取における買取価格もかなり高額を見込むことができます。

そのうえ自然主義は量産体制に向いていないために作品の数自体が少なく、自然主義の価値は未だ高いままで推移しています。

自然主義の特徴としては、花の絵柄をひとつの決まった形式で描くのではなく、そのままの花を模写し、自然に限りなく近い状態での絵付けを施していることです。

そのため非常に繊細な絵柄となっており、同じものが二つとなく、マイセンのあらゆるシリーズで見ることが出来る基本的な花柄と見比べると全く異なった図柄となっています。

300年以上もの長い歴史を持つマイセンの中で花や植物を題材としたシリーズは数多くありますが、その中でも最高峰の技術を要するものが「自然主義」なのです。

ちなみに19世紀末に製作された自然主義は"ブラウンズドルフ様式"と呼ばれることがありますが、これはマイセンのペインターであったユリウス・エドゥアルト・ブラウンスドルフ氏の名がつけられているのです。

ブラウンスドルフ氏は「自然主義絵付け師の巨匠」とも呼ばれる人物で、1858年にマイセン磁器製作所へと入所したのち、1900年にはマイセン磁器学校の絵付けの教授として任命されています。

特に、当時一世を風靡していた印象派の絵画に影響を受けたともいわれており、この時代に描かれた花の絵付けは自然主義一辺倒で描かれたものではなく、どこか印象主義のような表情を見せているものもあります。

ちなみに印象主義とは「光」「その瞬間」「時代の風景」「色彩」の4種が加わって、初めて印象主義と呼ぶことが出来る芸術様式のことです。

マイセン「自然主義」の買取だけでなく、食器買取全般においておすすめの買取業者情報をまとめてご紹介します。

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